日本語の表現力・理解力を高める!「オノマトペ」と遊び方(4・5歳~、小学生向け)

日本語の表現力・理解力を高める!「オノマトペ」と遊び方(4・5歳~、小学生向け)

2024年2月14日

日本語の表現力・理解力を高める!「オノマトペ」

オノマトペとは

オノマトペとは、物の音や動き、人や動物の感情などを、言葉にしたものです。例えば、「パチパチ」というのは、手をたたく音や花火の音を表しています。また、「ぴょんぴょん」というのは、ウサギや子どもが跳ねる様子を表しています。オノマトペを使うことで、イメージを分かりやすくする効果があります。

オノマトペには、次のような種類があります。

・擬音語:音を言葉で表したもの。例)ガチャン、ドカン、ごろごろなど
・擬態語:動作や様子を表すもの。例)はきはき、ワクワク、イライラなど
・擬声語:人の声や動物の鳴き声を言葉にしたもの。例)ワンワン、ブーブー、にゃあにゃあなど

オノマトペを使うと、豊かな表現で情景を伝えやすくなります。
普段何気なく使っている、「キラキラ」や「イライラ」「ワンワン」などは全て「オノマトペ」です。四字熟語のように深い意味はありませんが、その場の空気感やニュアンスなどを簡単に伝えられる便利な表現です。

オノマトペを子どもにおススメな理由

オノマトペは、まだ言葉が十分話せない子どもたちが相手でも伝わりやすい、覚えやすい、発声しやすいといったメリットがあります。
また、オノマトペを使用することで、子どもたちがたくさんの言葉に触れ、たくさんの言葉を話すことで、言葉の発達を促すことができますよ。

オノマトペ遊び

オノマトペを使ったジェスチャーゲーム(5歳~)

1.オノマトペを紙に書き、箱(袋などでも可)に入れる。
2.A:紙を見てオノマトペを表現する人・B:なんのオノマトペを表現しているか当てる人を決める。
3.Aの人を動きから、見ている人がなんのオノマトペを表現しているのかを当てる

モンテッソーリ教育の「赤いカード遊び」と同じやり方ですね。

オノマトペかるた作り(遊ぶだけ:4.5歳~ かるた作り:小学1年生~)

1.辞書を使ってオノマトペの意味を調べ、読み札を作る
2.意味に合った絵を描き絵札を作る
3.かるた遊びをする

辞書を引く楽しさを伝えられる活動です。
ぜひ、やってみてくださいね!

会員様限定で、AIで作った「オノマトペかるたの見本とテンプレート」を公開します。

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